■地域事業者プログラム第8回目 11月20日(水)

2024年度北川ゼミ「起業家体験プログラム」後期授業に、地域事業者プログラムの講師として参加しました。

プログラム お金の流れを記録する
―決算報告書を理解する―
出席者 北川教授
北川ゼミ生
地域事業者:
● オフィスファーストペンギンズ 代表 新倉昭彦様
髙谷行政書士事務所 髙谷社会保険労務士事務所 代表 髙谷桂子様
税理士法人かけはし 代表 武居誠史様
株式会社マネジメントブレーン 代表取締役 姫野裕基
● 株式会社マネジメントブレーン先見研究会メンバー 田内 慎
講義 地域事業者が担当する「起業家体験プログラム」も、早いもので第8回目を迎えました。

ゼミ生たちは、11月23日・24日に開催される欅祭で事業活動を行います。
商品を販売するだけでなく、当日の収支を把握し、適切に管理する責任も発生します。

 税理士法人かけはし 武居誠史
普段のキャッシュレスな買い物とは異なり、現金商売が中心となるため、お釣りの準備や現金管理といった具体的な対応が求められます。
今回の講義では、税理士法人かけはしの武居様を講師にお迎えし、こうした現場で必要な知識とスキルを詳しく学びました。

講義の概要

<前半>
10月2日に講義を行った会計基礎知識の復習を通じて、欅祭に向けた基盤を再確認しました。
<後半>
武居様から欅祭で必要となる決算報告書作成のポイントを解説いただきました。
また、当日の現金管理、値引きルールの設定、売上伝票の扱いなど、販売に伴う具体的な課題についても詳しく学びました。
さらに、効率的に記録をつける方法や、チーム内で情報を共有する際の工夫などもグループワークを通じて理解を深めました。

成蹊大学法学部北川ゼミ「起業家体験プログラム」
成蹊大学法学部北川ゼミ「起業家体験プログラム」

ゼミ生たちは討議や発表を通じて、それぞれの事前準備状況を共有し合い、新たな気づきを得ることができました。

欅祭成功のために

今年のゼミ生たちは、吉祥寺で地域事業者の協力を得て実店舗でのプレ営業を実施し、事業活動の楽しさや難しさを経験しています。

今回の講義で得た知識を活かして、欅祭を大成功に導いてくれることを期待しています。

成蹊大学法学部北川ゼミ「起業家体験プログラム」
成蹊大学法学部北川ゼミ「起業家体験プログラム」

今回の「お金」に関する学びは、欅祭だけでなく、社会に出た後の実践的なスキルとしても必ず役立つものです。

この経験を通じて得た知識や気づきを、欅祭当日はもちろん、その後の学びや将来の活動にも積極的に活かしてほしいと願っています。

また、こうした実践的な機会を通じて、今後も学び続ける姿勢を大切にしてほしいと考えています。

次回予告

次回の地域事業者プログラムでは、株主総会対策をテーマに講義を行います。

ゼミ生にとって株主総会は初めての経験となるため、私たちも引き続き全力でサポートしていきます。

続報をぜひお楽しみに!

先見研究会メンバー:田内 慎

第7回目の講義はこちらから
https://www.mb-brain.com/info/kitagawa-seminar07/
第6回目の講義はこちらから
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第5回目の講義はこちらから
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第2回目の講義はこちらから
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第1回目の講義はこちらから
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弊会員組織で運営している先見研究会は、昨年に引き続き成蹊大学法学部北川ゼミの「起業家体験プログラム」を支援させていただいております。
今年度は講師として、計28回のうちの地域事業者プログラム9コマ分を担当します。
「起業家体験プログラム」は、北川ゼミの2、3年生が模擬的に株式会社を設立し、欅祭での出店・営業、会社解散までの流れを学ぶ《課題解決型学習》の授業です。
株式会社マネジメントブレーンは地域事業者の皆さまと共に、実際の起業体験や知識をゼミ生に提供し、学びと実践に一年間伴走していきます。
成蹊大学